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1.212017
あなたの冷えはどのタイプ?
こんいちは。中野アイルはりきゅう院の三浦です(*^-^*)
この時期寒さのせいで手足が冷えることも多いかと思いますが、実はこの「冷え」の原因には東洋医学的にみると3つのタイプがあります。
今日は「冷え」の原因を東洋医学的に解説したいと思います。
まずは、「エネルギー不足によって起きる冷え」タイプ。
このタイプの「冷え」は、人が生命を維持するのに必要なエネルギーである「気」が不足して起こります。「気」には身体を温める作用があり、このタイプの「冷え」の人は、身体の芯から冷え切っています。
お風呂などで温まってもすぐに冷えてしまう、手足の強い冷え、頻尿、むくみ、腰やお腹、下半身の冷えが特にひどいなど、これらの症状が出やすい人は「エネルギー不足で起きる冷え」タイプかもしれません。
身体を冷やす食事を避け、温める食材を摂るなど、とにかく体を温めましょう。腹巻や使い捨てのカイロ、靴下の重ね履きなどで身体を冷やさない工夫をするのも大事です。
次に、「血の不足によって起きる冷え」タイプ。
貧血のような状態です。身体に栄養分を運んでいる血が不足している状態で、顔色が青白くなり、肌が乾燥、唇がカサつきます。また、めまいやふらつきを訴える人もこのタイプの「冷え」が多いです。「エネルギー不足によって起きる冷え」より手足の冷えは強くありませんが、血が不足するとエネルギーである「気」も不足してくるので注意が必要です。
血は夜に作られるので、夜更かしは避けましょう。また、目を使うことで血を消耗させてしまうので、テレビやパソコン、携帯を見続けるようなことも避けた方がいいです。
最後は「ドロドロな血によって起きる冷え」タイプ。
「血」がドロドロ、ネバネバの状態になり、血液による栄養の補給や、老廃物の排出が滞っている状態です。手足の先の細い血管に血が流れにくくなるので冷えを感じやすくなります。
このタイプの冷えは、身体の冷え、それに伴う痛み、ジンジンとしたしびれなどが起きます。血行不良のため身体が冷えて痛む、頭痛や腰痛、肩や首のこり、生理痛がひどく長引いたりします。
ドロドロの血液の原因は油や肉類、砂糖の過剰摂取など、食事によるところが大きいと言われています。まずは食事に気を付け、それらの摂取を少しずつでも減らしてみてください。代わりに生野菜は血液をサラサラにしてくれるのでオススメです。生野菜は身体を冷やすので避けられる方も多いと思いますが、このタイプの「冷え」の人はまずドロドロな血をサラサラにすることが先決ですので、積極的に食事に摂り入れましょう。
いかがでしたでしょうか?まずは自分がどのタイプの「冷え」なのかを知ることが大事です。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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