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11.112016
自律神経ってなに?➃
こんにちは。中野アイルはりきゅう院の三浦です(*^-^*)
ここまで自律神経について細かく説明してきましたが、今日は自律神経が乱れる原因と自分でできる対策法をご紹介します。
いままでブログでご紹介してきた、自律神経が乱れた時に出る症状に思い当たるところがある方や病院に行っても原因がわからずお困りの方は、ぜひ参考までにご覧になってみたください。
・精神的・身体的なストレス
人間関係の悩みや仕事上のトラブル、または過労などによって、自律神経のバランスが乱れます。他にも、光や音の刺激、暑さ寒さなども自律神経のバランスに作用します。
急激に気温が下がったり一日の寒暖差が大きかったりすると、体調が悪くなったり体の痛みが強くなったりするのは、自律神経の影響が大きいということですね。
・不規則な生活
寝不足や昼夜逆転、不規則な食生活などは、自律神経の乱れる原因になります。
副交感神経は寝ているときに優位になるので、睡眠時間が少ないと交感神経緊張状態が続いてしまいます。また、昼夜逆転の生活を送っている人も本来交感神経と副交感神経が優位に働く時間が逆転してしまうので、これも良くありません。
食生活が自律神経に関係するのか?と思われる方もいるかもしれませんが、胃腸の働きにも自律神経が関係していますので、不規則な食生活は自律神経のバランスを乱します。
・疾患が原因となる自律神経の乱れ
自律神経の働きは内臓諸器官の働きに左右されるので、それらの臓器に不調がある場合(例えば1型の糖尿病など)には、自律神経のバランスも乱れる結果となります。
バセドウ病なども自律神経を乱す原因になりえます。
最後に、自律神経のバランスを整えるためには何が必要かをご紹介します。自律神経のアンバランスは全ての疾患につながりますので、日頃から意識して改善に取り組みましょう。
・食生活を改善する
人間の身体は食べ物でできています。また、なるべく3食をバランスよく、決まった時間に食べ、不足しがちなビタミンやミネラル、食物繊維を摂り、発酵食品なども利用して、そして必要十分な量の水分補給をしっかりと行いましょう。
・お風呂の入り方
熱いお風呂が好きという方もいますが、副交感神経を優位にしてリラックス状態に持っていくには、温度はちょっとぬる目で、入る時間を長くした方が効果的です。睡眠の質の向上にもつながりますので、せめて週末だけでもゆっくりと入浴するようにして下さいね。
・睡眠時間の改善
睡眠も身体に大きな影響を及ぼします。お仕事によってはやむを得ないこともあると思いますが、可能な人は早寝早起きを心がけましょう。
・運動での改善
適度な運動は精神的、肉体的に良い効果があることは、経験上も医学的にも明らかです。自律神経のはたらきも改善します。運動に割く時間がないという方は、階段を使ったり、一駅分歩くなど工夫してみましょう。
・ストレッチやマッサージをする
血液の循環を促したりリラックスしたりするのに、ストレッチやマッサージを行うもの効果的です。痛みを感じない程度に、気持ちよく行うと良いです。
今回までのブログをお読みいただき、自律神経とはどういったものなのかご理解いただけたでしょうか?今のお悩みの症状は自律神経の乱れからきているかもしれません。
もちろん自律神経の乱れではなく、重大な病気が隠れているかもしれません。
当院ではなにが原因で症状が出ているのかを慎重に見極め、治療を行います。また、必要な場合には病院を受診していただくこともございます。
まずは上記の改善方法をできることから始めてみてくださいね!
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