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3.162016
ぎっくり腰になりやすいこの季節
おはようございます。中野アイルはりきゅう院の三浦です(*^-^*)
今日はぎっくり腰についてのお話しです。
この時期は、入学や転勤などの引っ越し作業で重い物を持つことが増えたり、気候が暖かくなって運動を始めてみたりと、寒い時期には縮こまっていた筋肉を動かすことが多くなります。それまで冷えからの血行不良で固まった筋肉を急に動かすと、筋肉の繊維が切れたり腰椎の関節捻挫が起きたりと、急に腰を痛めることが増えるのがこの時期です。
ぎっくり腰は『急性腰痛』『椎間捻挫』とも呼ばれ、いきなりグキっという衝撃と共に、腰が強烈な激痛に襲われるものです。
ぎっくり腰はどうしたら起きるということがありません。原因は様々で、 腰椎が瞬間的にずれてしまい、腰の筋肉が負荷に耐え切れずに炎症を起こしてしまうのです。
ぎっくり腰の原因の多くに、3つのことが挙げられます。
もちろんこの3つだけでなく、様々な要因が重なって腰痛は起こります。
まず1つ挙げられるのが、筋肉の慢性疲労です。ぎっくり腰は突然起こりますが、症状としていきなり表れるだけで、ゆっくりとその原因となるものは進行しています。
日常生活を送る中で、筋肉疲労は必ず起こります。そして、少しずつ溜め込んだ筋肉疲労が、あるとき負荷の許容量を超えてしまい、腰痛として発症します。それまでの日常の生活の中で同じ動作をしても平気だったのに、ある瞬間にぎっくり腰になってしまいます。
身体はそれを回復するメカニズムを持ち合わせていますが、睡眠不足や栄養バランスが取れていなかったり、運動不足や座りっぱなしの仕事を続けるなどしていると、筋肉疲労が回復することなく徐々に蓄積されていき、やがて腰痛を招いてしまうことになります。
2つ目として挙げられるのが、骨格の歪みです。私たちの日常を振り返ってみると、立ちっぱなしの仕事や座りっぱなしの仕事に就いていると、長時間限られた姿勢でいることが多いと思います。
こうすることで、身体の柔軟性が失われていき、同じ骨格や筋肉だけを使うことになってしまいます。
使われている筋肉には負荷がかかり、使われていない筋肉は少しずつ緩んでいきます。こうしたことが筋力のアンバランスを生み出し、骨格の歪みを招きます。
歪んだ骨格は左右のアンバランスを生み出し、その周囲の筋肉への負荷に変わります。身体のバランスをとろうとする代わりの筋肉にも徐々に筋肉疲労が蓄積され、やがて腰痛につながります。
最後に挙げられるのが、いきなりの過負荷です。若い人やスポーツ選手に多いぎっくり腰の原因の1つで、高いところから飛び降りた着地の瞬間や、勢いよく振り返った瞬間、横になっていて勢いよく起き上がったときなど、止まっている状態からいきなり動いたときや、動きの急激な切り替えの時に、腰にいきなりの過負荷がかかり、ぎっくり腰を起こしてしまいます。
ここまでぎっくり腰に関して記載してきましたが、重要なのはぎっくり腰にならないような身体を作ることです。日々のメンテナンスもその1つです。
腰痛に不安のある方はいつでもご相談ください!!
本日も皆さまのご来院をお待ちしております(^^)
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