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3.102017
五臓六腑の「肝」とは
こんにちは。中野アイルはりきゅう院の三浦です(*^-^*)
段々と春が近づいてきましたね。それと同時に花粉の飛散量も増えて、春は待ち遠しいけどこの時期ちょっと辛いです(^-^;
さて、前回東洋医学でいう「五臓六腑」とはなんなのかというお話しをしました。
「五臓六腑」とは西洋医学のように物質の名前ではなく、その働きに対しての名称です。
今日は五臓六腑の一つ「肝」について説明したいと思います。
肝の働きは、疏泄(そせつ)と臓血(ぞうけつ)というものがあります。
疏泄とは、全身の気血の流れをスムーズにする働きです。
精神的なストレスなどで肝が弱まってしまうと気血の流れを滞って、抑うつやイライラ感が増したりします。
臓血とは血を蓄える働きです。
肝は血を蓄えることで先ほどの疏泄作用を可能にしたり、目や筋肉の働きを調節しています。
よって血が虚してしまうと筋肉に力が入らなかったり、痙攣したり、目が見えにくくなってしまいます。
肝が弱ると、気や血が昇り怒りやすくなります。、また怒ってばかりいると肝に熱がこもって弱くなります。
昔から怒ることを頭に血が昇るといいますが、怒りは気血の流れを妨げるのです。
なんとなくおわかりいただけましたでしょうか?
肝は気血の流れと血の貯蔵をになっています。
またこの肝は目・筋肉・腱・爪とかかわりが深く、肝が弱くなるとこれら箇所に異常をきたすことが多いとされています。
皆さんもご自身の目の状態、爪の状態などチェックしてみてください。今までと違って異常がみられるようなら、肝が弱っているのかもしれません。
最近怒りやすくなった、イライラするなども肝の影響かもしれません。
肝を健やかにするためにも、ストレスを溜めないようにしましょう!気になる症状がある方は当院での施術をオススメ致します!!
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