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4.82016
花粉症
こんにちは!中野アイルはりきゅう院の三浦です(*^-^*)
今朝天気予報を見ていたら、今日は暖かい分、非常に花粉が飛ぶと恐ろしいことを言っていました・・・
この時期、花粉症の人には辛いですね。
そこで今日は、花粉症に対する鍼灸治療についてお話しします。
花粉症は、スギやヒノキなどの花粉が飛散する時期(主に春先から初夏にかけて)に、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなど呼吸器系の症状に加え、目の充血、かゆみなどを引き起こす不快な疾患です。
その原因は花粉と考えられがちですが、花粉は症状を引き起こす外的要因であって根本原因ではありません。
では、花粉症とはどのようにして起こるのでしょうか?
アレルゲンが口から侵入し呼吸器の粘膜に付着すると、アレルギーの原因物質(これを抗原と言います)が粘膜中に溶けだし体内にIgE抗体を作り出します。これが、抗原と反応して身体に侵入した異物を排除する働きをするのです。
つまり、くしゃみや鼻水によって異物を吹き飛ばしたり洗い流すことで、身体を防御しようとするのです。
ところが、不規則な生活や疲れなどにより免疫機能のバランスが崩れると、IgE抗体の産生を抑制できなくなり、花粉などの身体に害を及ぼさないものにまで過剰に反応してしまうようになります。
これにより、花粉を吸うごとにIgE抗体が増加し、その後に激しいくしゃみ、鼻水、鼻づまりなど花粉症の症状が現れるというわけです。
“花粉症に効く”とされるツボはたくさんあります。ほとんどの鍼灸治療では、このツボを刺激することにより症状を緩和させます。
鍼灸による花粉症治療は、花粉症が始まる時期、つまり花粉が飛び始める時期の4週くらい前から始めるのがベストタイミングとされています。
また、鍼灸には免疫バランスの正常化、自然治癒力を高める効果がありますので、根気よく治療を続けることで、徐々に症状が軽快していきます。
花粉症を改善したいという方は、まずは体質改善を目指して、鍼灸治療も視野にいれてみてはいかがでしょうか?
それでは、本日も皆さまのご来院をお待ちしております(^^)
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